間抜けの構造
最近、読んで楽しかった 「 間抜けの構造 」
仕事で大事な事はたくさんありますが……
剣道をやっていった自分は、「 間 」 ・「 タイミング 」・「バランス 」をよく考えます。
著書の中では、日本の空間の間を取り上げていて……
「 茶の間 」 「 床の間 」という空間に日本人は馴染んできた……
おっ、なるほど… 、自分が空間デザインで、こだわっている事を言葉で表現してくれた…
店舗と違って、現代の日本での住空間で、「 茶の間」「床の間 」に代わる「間」(空間)
として、「 余白 」が大事だと思っています。
この「 余白 ?= 間 」
どれだけ、自分がデザインしている空間に「 余白 」をつくれるか……
余白の表現が大切ですね。
こうも書いています ?「 間というのは魔という字を書く 」
歌舞伎でも踊りでもその出来を左右するのは “「間 」 であって、芸事を生かすも殺すも「間」
次第。
それだけ「間」というものは重要なんだけど、同時に怖いものでもあって、「間」を外せば、
「 魔 」 ともなる。そんな含蓄のある言葉。
まさに、空間でも「 魔 」 になります。
こだわっていきたいですね 「 間 」を。
Y.TAKAGI