ヴィジェ・ルブラン展
5月2日(月)
ゴールデンウィーク中、以前から行きたかった美術館に行ってきました。
三菱一号館美術館で開催されている「ヴィジェ・ルブラン展」。
マリー=アントワネットの女性画家との見出し。
なんだか興味をぐっと引き寄せられる展覧会です。
三菱一号館美術館は丸の内のど真ん中にあり、
日比谷駅を降りペニンシュラホテルの裏をてくてく歩くこと約5分。
ビル群の中、ひときわ目立つ19世紀末のレンガの建築。
建築家はジョサイア・コンドル。以前に見に行った旧岩崎邸庭園洋館も
この方の設計でした。
一年前に改築して現代と近代の融合の建物になっていました。
横浜の赤レンガ倉庫街のようです。
美術館は17世紀に活躍した女性画家を中心にヴィジェ・ルブランのほかにも
さまざまな女性画家の絵画が展示されています。
どれも、色彩もモデルの表情も当時のドレスの細かいレースなど、
生き生きと描かれていす。
特に気に入ったのは、中国風のもの。当時シノワズリーが流行していたようで
当時シノワズリーが流行していたようで、ヴェルサイユ宮殿の一室に飾ってありました。
現地の家と人と庭等が描かれていて、時おり西洋人も混ざったりしていて
不思議な印象の絵でした。展示方法は、宮殿と同じように飾ってあり
ドアの上に合ったものは上部に飾る等、展示場所にも配慮された構成でした。
美術鑑賞の後は、丸の内パークビディングとの間の
緑たっぷりの公園?でひと休み。充実した一日でした!
Shizuka.M